昼休みの法則 2005 10 25
株式市場には、11時から12時半まで、長い昼休みがあります。
しかし、これが、くせ者です。
一般的には、午前中、上昇中の銘柄は、午後一番も上げ、
午前中、下降中の銘柄は、午後一番も下げるという傾向があります。
しかし、昼休み中に、みんなの考え方が変わる時があります。
午前中、こんなに上げたのだから、午後一番で、売ろう。
午前中、こんなに下げたのだから、値頃感もあり、午後は、買おう。
そういうわけで、この長い昼休みが、波乱を起こすことがあります。
さらに、最近は、サラリーマン投資家が増えて
サラリーマンが、昼休みに売買するので、これも、微妙に影響があると思います。
また、12時半から13時ちょうどまで、システムの反応が重くなると言われます。
今は、昔と違って、株式投資が、電子化されましたので、
昼休みを廃止して、9時から15時まで通して、やっても問題ないと思います。
欲を言えば、サラリーマンのことを考えて、
株式市場も、ナイター(ナイトゲーム)をやった方がよいと思います。
もちろん、東証全部は、無理でしょうから、
マザーズ市場とか、ヘラクレス市場とかで、実施すべきです。
このままでは、新興市場は、共倒れになる可能性があります。
何か、他の市場にはない特徴を出すべきです。